四つのテスト・その由来をひもとく

日付 平成29年10月26日
会長 会長  阿部 克哉

出展:ダレル・トンプソン(米国カリフォルニア州モローベイRC)参照

四つのテストの創案者であるハーバート J.テーラーは、アメリカのクラブ・アルミニウム社の社長でありシカゴロータリークラブの会員でした。もともと「四つのテスト」の創案は7項目あったそうです。社の倫理訓について構想をめぐらせたハーブは当初100語あった社是を7つの項目にまとめます。しかし、これでも長いと考えた彼は、それを自問形式の4項目にまとめ上げ、それが今日の「四つのテスト」となりました。
1942年、当時の国際ロータリー(RI)理事のシカゴのリチャード・ベナー氏が、ロータリーもこのテストを取り入れるべきだとの提案をしました。RI理事会は、1943年1月にベナー氏の提案を承認し、「四つのテスト」を職業奉仕プログラムの一つの構成要素としました。現在では四大奉仕部門のすべてにおける不可欠の要素として認識されています。
ハーブは、ロータリーの創立50周年記念にあたる1954 ~ 1955年度、RI会長に就いた時、「四つのテスト」の著作権をRIに移譲しています。
『今こそ必要なのは倫理的誠実さ』
真実かどうか―
真実は不変であり、時代を超越するものです。
真実は正義なくしては存在し得ません。
みんなに公平か―
顔を突き合わせてとは言わないまでも、腕を伸ばせば届くような所で、激しくやり合うビジネス手法に代わり公平さを取り入れたビジネスは、お互いの関係を傷つけるよりも、その関係向上に役立ってきました。
好意と友情を深めるか―
人は生まれながらにして、他者と協力して生きていく存在であり愛情を示すことは生来備わっている本能です。
みんなのためになるかどうか―
この項目は、食うか食われるかを原則とする無慈悲な競争を排除するものであり、それに代わって建設的で創造的な競争を導入するものです。
私も「四つのテスト」を肝に銘じ、よりよい人間関係を築き仕事に励んでいきます。