大分日米協会 若手人材育成事業 ~オースチンでの食事業の研修報告~

日付 2020/10/01
卓話者 いしない食育研究所 石動 敬子 様

大分市との姉妹都市であるアメリカ・テキサス州にあるオースチン市にて、大分日米協会より若手人材育成事業の研修生として、昨年10月末より2週間派遣して頂きました。今回、現地での研修の様子をご報告致します。

今回の研修テーマは「食育」。計20か所以上の食に関わる企業、施設、団体、教育機関を視察しました。

具体的には、以下の通りです。

・オーガニック食材専門の大手スーパー
・フードバンク
・料理の分野に特化したインキュベーター
・企業とスポンサーや投資家とを繋ぐ食品展示会・醸造所
・食品デリバリー倉庫
・子どもの貧困と飢餓を救う為の研究団体
・子どもの起業家育成プログラムを提供する団体とイベント参加
・ファーマーズマーケットの運営団体
・小児病棟と連携した料理教室を実践する団体
・幼稚園、小学校、中学校の給食や料理クラスの見学
・小学校での朝食の取り組みや実際の食事の様子

滞在中はホームステイにて過ごしました。ホストファミリーには中学生と高校生の子ども達もおり、学校での食育の様子や考え方、実際の食事の様子なども知ることができ、研修外の時間でも貴重な学びを得ることができました。

また、現地での受け入れ先は「オースチン大分姉妹都市委員会」と呼ばれるボランティア団体で、約40名が所属しています。日本の文化を知りたい、行ってみたいという現地の若者や、大分県にゆかりがある、過去にお世話になった日本に恩返しがしたい、という方達など、メンバーそれぞれの大分への想いがあり、遠く離れていても、こんなにも日本を想い活動される姿に、胸が熱くなりました。

大分市とオースチン市との姉妹都市提携日は1990年10月30日、今年で30周年を迎えます。本来ならそれを記念したフェスティバルが現地で開催予定でしたが、コロナの影響でオンラインプログラムに切り替わり、4月の1カ月間毎日、大分や日本に関する動画配信という形で開催されました。私も、大分県の特産品である椎茸・ブリ・カボスを使った料理動画で参加し、大分県の魅力をお伝えさせて頂きました。

最後に、今後は本研修で学ばせて頂いたことを活かし、食を通して大分市や大分県での発展に少しでも貢献できるように活動してまいります。また、SNSの普及によりお互いの国の様子や活動等も見ることができますが、実際に現地交流をした者として、両国の懸け橋になる為の役割と責任があると感じています。