七五三

日付 令和元年11月14日
会長 佐藤 佳郁

子どもの着物姿は、なんともいえずかわいらしいものです。七五三も子どもの健やかな成長を願う行事。3歳、5歳、7歳、これまで無事に育ってきたことを感謝し、いっそうの成長を願って氏神様に詣でます。

男の子は3歳、5歳、女の子は3歳、7歳で祝うのが一般的ですが、地方によって年齢や祝い方に違いがあります。古くは、3歳は髪置き、5歳は袴着、7歳は帯解きの祝いと呼ばれました。髪置きは赤ちゃんがそれまでそっていた髪を伸ばし始める儀式、袴着は男の子が初めて袴をはく儀式。帯解きは、それまでひもつきの着物を着ていた女の子が帯を締める儀式です。日本では「7歳までは神の内」といい、子どもの成長は神様まかせでした。七五三は無事に成長し7歳になって初めて地域の仲間入りをする、通過儀礼でもあったのです。

各地で行われていたお祝いの儀礼が、七五三と呼ばれて定着したのは江戸時代。特に江戸で盛んに行われました。今のように七五三のお祝いが11月15日になったのは5代将軍綱吉の長男、徳松のお祝いをこの日に行ったことから、と言われています。縁起物の千歳飴も江戸時代、元禄のころに浅草で売り出されたのが始めと言われています。