暑中見舞い

日付 令和元年7月11日
会長 佐藤 佳郁

真夏の最も暑い時期に届く暑中見舞い。一枚のはがきに書かれた短いたよりにも相手の思いやりが感じられ、気持ちもなごみます。

暑中見舞いは、かつてお盆の前に食べ物などの贈り物を持って、挨拶に伺った名残りで、訪問するかわりに猛暑のときに挨拶状を出すようになったものです。暑中見舞いを出す期間は、二十四節気の小暑(七月七日ごろ)から立秋前日の八月七日までとする説と、土用の時期(立秋の前十八日間)とする説があります。現代では、梅雨明け後、七月中旬ごろから八月七日までを目安にするとよいでしょう。立秋を過ぎたら、残暑見舞いになります。

ちなみに、現在では「土用」というと夏の土用をいいますが、本来「土用」は年に四回あり、立春、立夏、立秋、立冬の前十八日間をさします。

暑中見舞いは季節の挨拶状なので、決まった形式はありません。相手の健康を気遣う言葉に、こちらの近況などを添えます。

暑中見舞いの絵はがきは、真夏の花、ひまわりや、花火、真夏の風景などの絵柄が人気ですが、少し前までは萩やすすきなど、季節を先取りした秋草模様なども多く使われていました。はがきで涼しさを予感させる趣向です。