会長の時間(平成31年2月7日)

日付 平成31年2月7日
会長 山本 輝彦

今日の会長の時間は食品ロスのお話しをしたいと思います。

もうこのテーマを聞いただけで皆さんは恵方巻きの事を想像されているのではないでしょうか?

2019年が始まって早くも1ヵ月が過ぎ、先だっての日曜日は節分の日でした。

皆さんのご家庭でも豆まきをなさった方もいらっしゃったかと思いますが、近年では節分の日に恵方巻きを食べるご家庭が主流になってきました。

しかし、この恵方巻きには近年別な意味での注目を集めています。

テレビなどの報道で皆さんもご存知のように、売れ残った「恵方巻きの大量廃棄」の場面をテレビのニュース等でご覧になったと思います。まだ食べることができる恵方巻きが目を疑うほどの大変な量を廃棄されてしまう光景です。そこで、今年の恵方巻きの残った量を調べてみました。全国20,840店舗が加盟の全国スーパーマーケット協会の試算では残った本数で約218万4千本、1本の平均価格586円、売価で12億8千万円。全国で55,743店舗が加盟の日本フランチャイズチェーン協会発表のコンビニでの廃棄が61万3千本、1本の平均価格491円、売価で3億106万円。全国で219店舗加盟の全国百貨店協会の発表では1本当たりの平均価格1,396円(何れも税込価格)で残った量が約6万本で8,300万円。合計16億6,400万円と大変な額の恵方巻きが残った事になります。この数字を皆さんはどう思われますか?一般的に、まだ食べることができる食品を廃棄してしまうことを「食品ロス」と呼んでいますが、消費者庁が平成27年度に発表した日本の「食品ロス量」は何と年間で646万トンにものぼるとのことです。これは10トンの大型トラックで毎日、毎日約1,770台分に値する量を廃棄していることになります。平成30年6月に消費者庁発表の食品ロス削減関係参考資料によりますと、飢餓の無い世界を目指して活動する国連の食糧支援機関「国連世界食糧計画:World Food Programme( 略称WFP)」による、主にアジアやアフリカなどの飢餓に苦しむ地域への食糧援助をする量が年間約320万トンと言われております。何とその2倍にも相当する量を日本だけで毎年廃棄していることになります。その「食品ロス」の約半分がご家庭から出ているとの事で、食べ残しや食べられる部分、賞味期限が切れた食品、食材を捨ててしまうことなどが原因だとの事です。全く無駄で勿体無い「食品ロス」を少しでも無くさなければなりません。
廃棄される食料全体のいくらかでも飢餓に直面している方々の援助に廻れば良いのになぁ~と真剣に思うところです。

以上で今日の会長の時間を終わります。