会長の時間(平成30年10月4日)

日付
平成30年10月4日
会長
山本 輝彦

今日は別府タワー(通称別府テレビ塔)に関するお話をします。

先日、何十年振りでしょうか、子供の頃に遊びに行っていた別府テレビ塔に行って来ました。

そこで、別府タワーと全国のタワーの歴史を探ってみました。

調べる中で初めて知ったのですが、10月1日は「展望の日」と言われているそうです。

『全日本タワー協議会』では、「展望」の『展(てん)』をten(テン)=10に、『望』を棒=(棒に例えて)1に置き換え、かなり苦しい語呂合わせですが、平成18年(2006年)以降、10月1日を「展望の日」として制定しています。

まず、日本のタワー高さランキングを調べました。

1位東京スカイツリー634m
現存する電波塔としては世界第1位

2位東京タワー332.6m

3位あべのハルカス300m

4位横浜ランドマークタワー296.33m

5位福岡タワー234m

6位名古屋テレビ塔180m

7位梅田スカイビルの展望台で空中庭園展望台173m

8位香川県ゴールドタワー158m

9位札幌テレビ塔147.2m

10位名古屋市東山スカイタワー134m

となっております。別府タワーはランキングには入っていませんが、歴史は古く、完成当時は90mの高さを誇っておりました。

さらに調べるうちにタワー六兄弟と言われる建物が有ることを知りました。日本の建築構造家・内藤多仲(ないとうたちゅう)氏によって1950年代から1960年代にかけて設計された建物で、建築順に1954年の名古屋テレビ塔・1956年の二代目通天閣・1957年の別府タワー・1957年のさっぽろテレビ塔・1958年の東京タワー・1964年の博多ポートタワーの六つのタワーが同じ建築家、内藤多仲氏によって建てられ「タワー六兄弟」と言われております。

泉都の宝別府タワーは名古屋のテレビ塔、大阪通天閣に次いで3番目に建てられたタワーで完成は昭和32年5月10日。昭和という時代が一番元気に輝き始める頃のことで「別府温泉観光産業大博覧会」の目玉施設として建設が構想され、当時の地元財界人らが設立した「別府観光開発」が当時の金額で2億8,000万円、現在の価格に換算しますと約60億円を投じて建造されました。

途中資金繰りの都合で工事が遅れ、完成は博覧会開幕に間に合わなかったとの事です。
また実際はタワーが建てばお客が来るという安易なものでなく、別府タワーの宣伝部隊を仕立て、東北、北陸、関東、関西と地道な全国行脚の結果、修学旅行シーズンには1日4,000食を出すなど、年間90万人の利用客でにぎわう一大観光スポットに上りつめたとの事です。

またタワーオープンに向けての従業員募集では、数千人の応募者が当時の別府駅近くまで列をなしたとの事です。
私が子供の頃の、思い出深い別府市民自慢の別府タワー、通称別府テレビ塔のお話でした。
以上で会長の時間を終わります。