会長の時間(平成30年9月6日)

日付 平成30年9月6日
会長 山本 輝彦

今朝、3時06分に北海道地方で震度6強の地震が起こりました。

集中豪雨、台風に続き大きな地震と最近の日本は天変地異で大変な状態です。

被災に遭われた方々にお見舞いを申し上げると共に、少しでも早い復興を願うばかりです。

今日の会長の時間は台風21号と関西国際空港のお話をします。

この度の台風21号は8月28日午前9時に南鳥島近郊で熱帯低気圧が台風となりました。台風として21号が8月に発生するのは1971年(昭和46年)に次ぎ2番目に早い発生でした。8月に発生した台風の数はこの度の21号で9個目となり、これは1951年(昭和26年)統計開始以来2番目に多い数でした。この状態では今年は30個を超し1967年(昭和42年)の観測史上最多の39個を超す台風が発生するのではとも言われています。

台風21号は、高知県の一部を暴風に巻き込みながら北上し、非常に強い勢力を保ったまま9月4日12時頃徳島県南部に上陸しました。非常に強い勢力のまま上陸するのは、1993年(平成5年)の台風13号以来25年ぶりとなります。そして、4日14時頃に神戸市付近に再上陸しました。

その後の被害状況は皆さんもテレビ、新聞等のニュースでご存知の様に各地で大変な災害が相次ぎました。

ニュースを見ていると、まるで映画の特撮みたいに、トラックや乗用車が至る所で横転、重なるように吹き飛び、また、マンションの窓から見た光景では、家やビルの屋根が吹き飛び、壁が捲れあがり、看板が飛びまくり、改めて台風の恐ろしさを感じました。

特に衝撃的な光景が、大阪湾に停泊中だったタンカーが風に流され関西国際空港を結ぶ自動車用道路に衝突。道路に亀裂が入り、路面が盛り上がり通行不能になりました。

今回の台風で改めて知ったのですが、関西国際空港は1994年(平成6年)開港以来、地盤沈下に悩まされてきたという事です。地盤沈下は今も続き、昨年末現在では、開港以来なんと3.5メートル近く沈んでいるとの事です。空港島を造成した当時から比べれば、沈下量は収まって来つつもあるそうですが、今も沈下は終息しておらず、近年は毎年7cmのスピードで沈み続けており、終息の気配が全く見えないとの事です。空港島の標高が3.5mとしてこのペースでは、あと50年で空港は浸水する事になります。

日本で101個ある空港の中で、羽田、成田、福岡、新千歳に次ぐ5番目の旅客数を誇る関西国際空港はこれからどうなる事でしょうか!
以上で今日の会長の時間を終わります。