笑顔の力

例会日
2018/09/06
卓話者
フリーアナウンサー 財前真由美様

アナウンサーという職業は、表舞台の華やかな仕事だと思われがちですが、実は一番大切なのはその裏側です。

良い番組を作るためには、出演していただくゲストに楽しんでもらい気持ちよく過ごしていただくこと、スタッフとコミュニケーションをしっかりとってよい雰囲気の中で番組制作をすること、視聴者に好感度を持ってもらえる自分でいること、そのためには何が大切なのか考え続けることが大切だと思います。ではどうしたら視聴者やゲストやスタッフと、良い関係の中で仕事ができるのか、私が考えるいくつかのポイントがありますが、今日はその中でも基本中の基本である「笑顔」、「笑顔の力」についてお話をさせていただきたいと思います。

メラビアンの法則によりますと、話し手が聞き手に与える影響は、話の内容7%、声38%、見た目が55%です。つまり、人から好感をもたれていなければ、いくら良いことを伝えようとしていても、聞いてもらえないということになります。アナウンサーにとっては致命傷です。
その第一印象をよくするために、私が心がけていることが2つあります。

まず1つ目は「笑顔で挨拶をすること」です。
「あかるく。いつでも。先に。続ける」ことを心がけています。

そしてもうひとつが「インタビュー」です。
みなさんはお仕事柄、人とお話しする機会が多いと思いますが、「おもしろい会話ができない」「会話が続かない」と思ったことはありませんか?

インタビューとは、インターをビューする。つまり相手のことをよく知ろうとすることです。相手に「今日は楽しかったな」と思ってもらうためにはいかに相手に楽しくしゃべってもらうか、つまりは「聞く」ことが大切だと思います。

相手にしゃべらせることにもテクニックがあります。ゆっくりタイミングよくうなずきながら聞くこと、短く的確な相槌を入れること。これだけで相手はたくさんのお話をしてくださるので、次はこちらが何をしゃべろうかとドキドキしてしまうことはなくなるはずです。

笑顔で挨拶をし、相手の話をしっかり聞きながらインタビューをすることができれば、きっと人間関係がうまくいきます。私のこれまでのアナウンサー人生の中で実証済みですので、ぜひお試しください。

私も「笑顔の力」を最大限に生かしてこれからのアナウンサー人生を歩んでいきたいと思いますのでまたテレビで見かけたときはみなさんも笑顔の力を思い出して下さると嬉しいです。ありがとうございました。