士魂商才 質実剛健

日付 平成29年9月7日
会長 会長  阿部 克哉

先週、大分商業の後藤校長先生が卓話の中で言われていました校訓『士魂商才 質実剛健』についてお話しいたします。
士魂商才とは、武士の精神に商人としての才能を併せ持つということです。
武士の精神とはうまく説明できませんが、どんな困難にあってもうろたえず、冷静沈着で我慢強くあれというようなことだと解釈しています。
もともとは室町時代初期に菅原道真に仮託して作られた偽ぎ 書しょ『菅家遺誡』にて、「和魂漢才」の語が登場しました。その言葉から明治時代に渋沢栄一が作った言葉とも言われています。
ちなみに「和魂漢才」の意味は日本古来の精神を失わずに、中国の学問を消化し活用すべきであるということです。
もう一つ同じような言葉に「和魂洋才」という言葉もあります。
この士魂商才に「飾り気がなく真面目であり、かつ心身ともに健康で強く逞しい様子」という意味の『質実剛健』を合わせて校訓としております。
会員の皆様も社訓や社是があると思います。私は講道館柔道創始者、加納治五郎の『精力善用 自他共栄』つまり自分の力を世のために使い、自分と関わりのある人達と共に繁栄していくと考えてこれを人生訓としています。平たく言うと「三方善」の精神でもあります。この機会に出身校の校訓を調べてみてはいかがでしょうか。