IT技術革新の中で、私が体験したシステム開発の変遷

日付 2016/12/22
卓話者 前田修二会員

1)システム屋さんって、何やってんの?
システム屋さんはシステムエンジニア(SE)と言われますが、その仕事は単純にプログラム製作するだけでシステムの開発を行っているのではありません。今の時代、SEに求められている要件は多岐に渡りますので、何人かの専門家SEが集まって、システム開発(=プロジェクト)を行うことになります。SEの仕事は大別すると、複数のプログラム言語を駆使してシステム構築を行うアプリケーションを担当するのか、ネットワークやセキュリティ、データベース等の基盤を担当するのかに分かれます。そして、お客様のニーズと既存システムなどとの関連からアプリケーションと基盤を最適に組合せ提案したり、必要なSEのスキルや生産性、コスト、保守性などによりシステム開発計画(予算含む)を作成するのも上級SEに求められます。いざプロジェクトが始まると、進捗管理やコスト管理、品質管理、課題管理、お客様やプロジェクトメンバーとのコミュニケーション管理などもプロジェクトマネジャーというSEの仕事になります。また、最近では、お客様のシステム刷新時にお客様の全体の業務フロー(仕事の流れ)とか、主要機能とデータの関係など本来であればお客様に整理して頂くべき領域にSEが入り込んで、ヒアリング&ドキュメント化まで行うケースも多くなっています。

2)情報セキュリティの重要性について
情報セキュリティの重要性については、個人情報の取扱いを含めて各社ともかなり徹底できてきていると思いますが、油断は禁物、継続した管理が必要です。より多くの情報がグローバルに、そしてリアルタイムになっている現在にあって、情報セキュリティの重要性は年々増すばかりです。
〈情報セキュリティ5か条〉
① OSやソフトウェアは常に最新の状態にしよう!
② ウィルス対策ソフトを導入しよう!
③ パスワードを強化しよう!
④ 共有設定を見直そう!
⑤ 脅威や攻撃の手口を知ろう!

3)すべての事業者に個人情報保護法が適用されます
現在、適用除外とされている小規模事業者(保有する個人情報が5,000人以下の企業)も、法改正により平成29年春頃から個人情報保護法の対象となります。
〈個人情報保護法の5つの基本チェックリスト〉
①  個人情報を取得する時は、何に使うか目的を決めて、本人に伝える。
②  取得した個人情報は決めた目的以外のことには使わない。
③ 取得した個人情報は完全に管理する。
④ 個人情報を他人に渡す際は、本人の同意を得る。
⑤ 本人からの「個人情報の開示請求」には応じる。