イランと日本の文化の違い

日付 2016/09/01
卓話者 APU非常勤講師 アズラ キアニー様

私はアズラです。立命館アジア太平洋大学で教えています。

日本に来て、13年になります。私の国イランを紹介します。

イランはアジアの西南部、中東地域にあり、1,648千平方キロメートルの広さ(世界第17位)と7,840万人の人口を有しています。首都でかつ最大の都市であるテヘランは、イランの政治・行政の中心となっています。イランの北はアゼルバイジャン共和国、アルメニア、トルクメニスタン、東はアフガニスタン、パキスタン、西はトルコ、イラクと接しており、同様に、北方はカスピ海、南方ペルシャ湾とオマーン海によって区切られています。イランはアジア西南部における地域大国であり、産油業、石油化学工業、天然ガスを有しているために、世界経済において重要な位置を占めています。

宗教:イスラームはイランの人々の公式の宗教であり、シーア派はイランの人々の公式の宗派です。しかしながら、スンナ派を信仰する人々や、キリスト教、ユダヤ教、ゾロアスター教など、イスラーム以外の宗教を信仰する人々がイランの大半を占めるシーア派の人々と隣り合って、平和的に暮らしています。シーア派第8代イマームの墓所がマシュハドに存在し、毎年数百万人ものムスリムたちがイラン国内や国外から訪れる場所となっています。歴史:イランは一つの国土、一つの民族として数千年にもわたる古い歴史を持っており、ペルシャ語はこの国の公用語です。

農業:イランは農業と園芸の分野、とりわけサフラン、ピスタチオ、ザクロ、ナツメヤシ、キュウリ、サクランボ、アーモンド、スイカなどの生産において高い地位を占めています。同様にイランの人々は、サフランが古代世界の多くの地域に普及するに当たり、その特性をギリシャ人、ローマ人、中国人、アラブ人達に紹介しました。地理:イランの半分以上は砂漠や半砂漠です。また、イランの約1/3は山地となっており、イラン北部は肥沃な平原から構成されています。イランの最も高い山はダマーヴァンド山(標高5,671メートル)です。

芸術と手工芸:イランの芸術は世界の歴史の中でも最も豊かな芸術的遺産といえ、建築、絵画、絨毯織り、陶芸、音楽、書道、金属細工などの多くの分野を包含しています。イランにおける絨毯織りの歴史は古く、シベリアにおいて発見され、アケメネス朝時代のイランで織られたとされるパジリクのイラン産絨毯は、世界で最も古い手織りの絨毯です。

9月1日にイランを紹介できて、嬉しく思います。

ぜひいつか、イランを訪ねて下さい。