ワイキキビーチ

日付 平成27年12月24日
会長 小嶋 一範

年末年始などには多くの有名人や多くの人で賑わうアメリカ・ハワイのワイキキビーチ。

このワイキキビーチの砂浜は、アメリカ本土のカリフォルニアから色砂を運んで造られた人工の砂浜でありますことを皆さんはご存じでしょうか。

ワイキキとは、ハワイ語で「水が湧く」という意味だといいます。もともとサーフィン場であった海岸の一部を除けば、タロイモ畑や水田、養魚池の広がる湿地地帯でした。そんな土地が、アメリカの投資家達に目をつけられたのは、ハワイがアメリカに併合され、準州とされた1898年のことでした。海に面した絶好のロケーションを持つワイキキをアメリカ人のための保養地にしようと考えたためであります。

当時、土地の所有権は、先住民族のハワイの人々が所有していました。そこで白人政府は、衛生改善を名目に土地収用法を成立させ、不衛生な土地の環境改善を義務付け、改良が見られない場合には、政府主導の改良事業を受け入れることを求めました。つまり白人政府は、実質的に土地を取り上げ、1922年に「ワイキキ環境整備プロジェクト」を立ち上げ、その6年後、白浜のリゾートビーチとして生まれ変わったワイキキには、豪華なロイヤル・ハワイアンホテルが開業し、このホテルの成功をきっかけに次々とホテルが建てられていきました。

その後、第二次世界大戦が勃発し、港を中心に空襲を受けましたが、復興も進み1950年代には、多くのアメリカ人がバカンスに訪れるようになり、ワイキキは有名なリゾート地の一つに数えられるようになりました。