空港保安警備

日付 平成27年12月10日
会長 小嶋 一範

国際民間航空機関(190か国加盟)の国際民間航空条約(シカゴ条約)に従い、国土交通省航空局が「国家民間航空保安プログラム」として作成したものを基準に、空港等の施設において、航空運送の安全確保の為、エックス線透視装置及び金属探知機などを使用し、航空機に搭乗する旅客等の手荷物及び所持品について検査を行い、安全を確保する仕事です。

航空機の持込禁止品には、銃砲刀剣類などの法定所持禁止品や、航空機の脆弱性や航空保安情勢を勘案して制限を受ける物品(機内持込制限品・輸送禁止品)があり、検査場を通過するすべての人・物を対象に実施されています。法定所持禁止品とは銃砲類(銃・機関銃等)や刀剣類(刀・なた等)、輸送禁止品は爆発物や危険物(花火・ライター用燃料等)を示しています。また機内持込制限品は刃物(カッター・ナイフ)や工具(ハンマー・のこぎり等)が、対象となっています。これらの物を航空機内に持ち込んだ場合、持ち込んだ本人が航空法第150条にて処罰を受けることになりますので注意しましょう。

受託荷物の検査は、主要国際空港ではインライン検査システム(爆発物自動検査装置・エックス線透視装置)が導入され、監視下の中で荷物を航空機内に搬送されています。アメリカでは、同時多発テロ事件以降、特に警備強化が進み、アメリカ国内の空港にはボディスキャナシステムが導入されています。この装置は、これはミリ波を3D映像化した機器で、従来の金属探知機では検知出来ない非金属(プラスチック・セラミック・木材等)や液体、粉末等の不審物の機内持込を防ぐために開発された最新の検査機器です。

昔、有名人でパンツの中に何かを潜めて検挙された事件がありましたが、現在はしっかり投影されますので、十分に注意してください。