大分県歴史文(2)

日付 平成27年12月03日
会長 小嶋 一範

大分県は、一見すればたおやかな丘陵地帯が広がっているように見えますが、地下には複雑なパッチワーク模様が広がっているようです。陸がぶつかり合った結果、松山―伊万里構造線、大分―熊本構造線、臼杵―八代構造線と多数の構造線(大規模な断層)が走る神秘な基盤の上にあるそうです。

全国で22番目でしかない県土の広さにも関わらず、地下から様々な温泉が湧き出し、源泉数は4788孔と2位の鹿児島県の2828孔を大きく引き離し日本一の源泉数となっています。

中でも別府温泉は、地球上にある11種類の泉質のうち、一地域で10種類の泉質があり世界一で1日約14万kℓの湧出量は日本一と言われています。その変化ある泉質は、別府・鉄輪・観海寺・明礬・亀川・柴石・堀田・浜脇の別府八湯と呼ばれ、それぞれに違った泉質が楽しめます。また地獄の沙汰をそのまま再現しているのも別府ならではの風景です。コバルトブルーの海地獄、血の池地獄、噴出時は透明でその後白濁する白池地獄、間欠泉の竜巻地獄などこれらは国の名勝に指定されています。

ここ数年「おんせん県・おおいた」のフレーズで観光PRを行っていますが、別府にあるB-Con Plazaは国際会議観光都市の認定を受け、2007年に第1回アジア太平洋水サミットが開かれました。別府発祥の地域再発見の取り組みである「ハットウ・オンパク」は全国に広まり、更には社団法人として「ジャパン・オンパク」を設立し、全国各地との連携を強化して人材育成や支援体制の充実を目指しています。

大分県と温泉は切り離せないものだと感じます。今後は私自身も「おんせん県・おおいた」をPRしていくと共に、たまにはゆっくりと温泉に浸かりに行きたいと思います。