ロータリーの理念と実践③

日付 2015年8月20日
会長 小嶋 一範

ロータリー入門書第三弾は、「ロータリーとは何か」について話をしたいと思います。

ロータリーの終局の目的は人間関係を改善することによって、よりよい社会をつくり、平和な世界を築くために貢献することにあると言われています。その人間関係の改善のためには一人一人の人間の善意を呼び起こし、奉仕の理想を発揚する必要があり、そしてこの奉仕の精神は人間同士が深い信頼と友情によって結ばれた時に、はじめて発揚できるものなので、ロータリー運動の出発点は親睦活にあると言えます。この親睦の実を最も効果的に上げる方法として、職業分類による一業一人の会員制によりクラブを組織し、そして例
会出席によって親睦が生まれ、それから奉仕の理想が高揚されるそうです。従って例会の一時間は楽しみながら訓練を受けられるロータリー独特の集会であります。

こうして生まれた奉仕の精神を実践に移すにあたっては、会員の誰でもが職場という舞台をもっています。実はここに職業奉仕が生まれ、しかもこの職業奉仕こそがロータリーの本質であり、また社会奉仕更には国際奉仕の出発点となります。ただ留意しなければならないことは、ロータリークラブが行う奉仕活動は、それ自体が目的であるというよりはむしろ、ロータリアンの奉仕という実地訓練の場であり、奉仕団体とみるより奉仕を志す者の集まりで、これら同志に奉仕を実践する勇気と便宜を与えるための機関であると言えます。

会長に就任してロータリーを再度学び始めた訳でありますが、あまりにもロータリーについて無知であった自分自身に落胆しております。今回この文章を読んで、ただ毎週木曜日の12時30分に例会場に来て、食事をしていた私にとって、奥深い本来の目的を知ることによって目から鱗が落ちる思いでした。このように感じたのは私だけでしょうか?